あくまで私の経験からしか書けませんが、統合失調症というのは「かもしれない」というような
曖昧なものではなく、自覚さえあればはっきりと認識できるものです。
もし本人が認識できないとすれば、端から見たら『お花畑』のような状態なのではないでしょうか。
ラッセル・クロウ主演の『ビューティフルマインド』という統合失調症の主人公を描いた
ノンフィクション映画がありますが、まさにあのような状態です。
寝ているときに見る夢と同じレベルで実在しない物や人が見えたり、声や音が聞こえて
それに対して反応するわけですから、当然、周囲の人間は異常に気がつきます。
実際に予防ができるかどうかは分かりませんが、統合失調症がどのような病気か知っていれば
仮に幻覚症状が出ても、それに飲み込まれてしまうことは防げると思います。
妄想や独り言が酷いようであれば、自覚して無くすことはできるでしょうし。
医者ではないので断定的なことは言えませんが、患者としての立場からはそのように思います。
断薬失敗後に再服用して自然にフェードアウトしたという方の体験談は残念ながら
どこで見たのかまでは覚えていません。
再服用する際にパキシルかレキソタンか迷われているとのことですが、再服用する目的は
『離脱症状を消すこと』でしょうから、必然的にどちらかは決まるのではないでしょうか。
離脱症状が消えないなら、どちらも再服用する意味は無いわけですし。
ちなみに私自身はもともとレキソタンを飲んでいましたが、再服用する場合は『セルシン』と決めています。
これはアシュトンマニュアルの断薬手順で、ジアゼパムへの置換が推奨されているからです。統計データ: Posted by Mimzy — 2015年5月17日(日) 14:05
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